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企業のメタバース活用方法7選紹介|事例を用いて具体的に解説

「企業がメタバースを活用する方法には、どんなものがある?」
「企業でのメタバースはどのように活用すれば成功につながる?」

企業としてメタバースを活用したい気持ちがあるものの、どうしたらよいのかわからない…とお悩みではありませんか?

インターネット上の仮想空間であるメタバースの市場規模は、今後大きく拡大する見込みです。2022年の総務省の報告によると、2021年に約4兆円だったメタバースの世界市場は、2030年には約79兆円まで拡大すると予測されています。

メタバースがビジネス変革のカギを握るツールとなり、各企業での取り組みがますます加速していく中では、メタバースの特徴を理解した上で活用していくことが欠かせないのです。

企業がメタバースを活用する方法には、以下の7つがあります。

企業がメタバースを活用する7つの方法

この記事では、7つの活用方法が具体的にイメージできるよう、実際の企業事例を用いながらメリットやポイントを解説していきます。

▼企業がメタバースを活用するメリットと注意点
▼メタバースの活用をビジネスの成功につなげるためのポイント

この記事を読むことで、企業がメタバースを活用する方法が具体的にイメージでき、どのように取り組むべきか理解できます。また、自社ビジネスにメタバースが役立ちそうかどうかという判断もできるはずです。

メタバースが勢いを増す流れの中でしっかりと勝機を掴み、ビジネスを発展させていくための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。

1.【企業事例あり】メタバースをビジネスで活用する7つの方法

ビジネスでの活用に注目が集まるメタバースですが、具体的にはどのように取り入れていけばよいのでしょうか。
企業がメタバースを活用する方法には、以下の7つがあります。

企業がメタバースを活用する7つの方法

この章では、それぞれの方法について実際の事例を用いながら解説していきます。

読み進めていく中で、メタバースとは何かについて再確認したいという方は以下の記事をご覧ください。

1-1.イベントの開催・出展

1つ目の活用方法は、イベントの開催・出展です。

イベントをメタバースで行えば、物理的な制約がないため世界中から多くの人が参加できます。また、現実世界に会場を設ける手間やコストを省くことも可能になります。
その結果、従来よりも開催・出展のハードルが下がり、費用対効果を高められる可能性があります。

メタバースイベントの活用は、社内外の両方で可能です。

Cotra編集部が実施した「メタバースに関する利用実態_消費者調査2023」では、展示やイベントでのメタバース利用経験がある消費者が一定数存在することが明らかになりました。

さらに、今回の調査では、30代男性においては企業の展示会やコミュニケーション、ビジネス会議が増加していることが示され、ビジネスにおいてメタバース活用が今後も期待できるでしょう。

[男女別]メタバースの利用用途(複数選択)

参考:トランスコスモス Cotra編集部 調べ

社外イベント

メタバースで社外イベントを行うと、幅広い層にアプローチすることが可能になり、認知や売上の向上につながります。社外イベントの事例を2つご紹介します。

まず1つ目の環境省の事例です。環境省は、日本の環境技術力と地球環境に対する取組を発信する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン -カーボンニュートラル社会に向けたイノベーション-」を令和3年(2021年)に開催しました。

ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンの会場イメージ

出典:Virtual Japan Pavilion

国内約30社/団体の技術や脱炭素等に向けた取り組みやオープンセミナーなどをバーチャル空間で実施しています。参加者はアバターを選び、会場内を自由に移動できます。また参加者同士のコミュニケーションも可能で、リアルな展示会とは違った体験ができるイベントです。

続いて、2つ目の事例はトランスコスモスも参加したイベントです。

一般的にメタバースというと3D空間を想像する人が多いですが、実は「2Dメタバース」も昨今注目を集めています。この2Dメタバースの旗手ともいえるサービスが、2Dメタバースオフィス「Gather(ギャザー)」です。

2023年5月17~18日にかけて、Gatherを活用したイベント「24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO2023」が開催され、来場者が1万人を突破するなど大成功のうちに閉幕。トランスコスモスもイベントに出展し、2Dメタバースの可能性を大いに感じることができました。

24時間1万人のわくわくメタバース活用EXPO2023

イベントでの対談内容、2Dメタバースと3Dメタバースの違いや2Dメタバースのこれからの可能性については別記事で紹介していますのでこちらも参考にしてください。

社内イベント

メタバースで社内イベントを行うと、容易に多くの社員を集めてコミュニケーションすることができます。

トランスコスモスは自社のグローバル社員向けのイベント「2023 Global Award in Korea」を、韓国FKIタワーカンファレンスセンターでの実地イベントとメタバース空間、およびZOOMを組み合わせたハイブリッド形式で開催しました。

トランスコスモスの社員向けのイベント「2023 Global Award in Korea」

「Global Award」は、年に一度の表彰制度であり、取り組みの優れた成果を挙げたチームや個人を称えるもので、日本、韓国、中国、インドネシア、台湾、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、そしてインドの10か国と地域から、合計16都市が参加しました。

「Global Award」におけるメタバースの活用には、各グローバル拠点が物理的な制約を超えてつながり、自社イベントでの「グローバル拠点からのメタバース参加の実証実験」と位置づけられ、社内イベントにおけるメタバースの利用に関する課題や効果を明らかにすることが目的とされました。

参加した社員からは、「素晴らしい挑戦だった」「新しい試みは、Technologyの追求を掲げる企業にとって必要だと思う」といった声が寄せられました。

このように、メタバースでのイベントを活用すると、多くの人を集めて気軽にコミュニケーションをとり、ビジネスチャンスにつなげることが可能になります

以下のコラムでも社内イベントだけでなく、社内コミュニケーションにおいてメタバースの活用方法を詳しく紹介しています。こちらも参考にしてください。

1-2.広告出稿

2つ目の活用方法は、広告出稿です。
メタバースに広告を設置することで、多くの人の目に留まりやすくなります。

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が開設しているバーチャルステーションVirtual AKIBA World(バーチャルアキバワールド)では2023年5月現在、電車内に以下の企業の広告が貼られています。

・東京海上日動火災保険株式会社
・株式会社NTTドコモ
・株式会社ビームス
・株式会社HIKKY

メタバースに広告出稿すると、訪れる大勢のユーザーに対して直接的な認知拡大や交流による拡散を促すことができます。

1-3.バーチャルストアの出店

3つ目の活用方法は、メタバースに店舗やショールームを開設することです。

バーチャルストアにすれば、顧客はいつでも、どこからでも気軽に店舗を訪れることができますそしてオンラインショップと異なるのは、スタッフアバターによる接客が可能になるということです。

また店舗や商品の特徴によっては、VR(Virtual Reality)を活用することによってまるで本当にその場にいて商品を詳細に見ているような感覚を提供することもできます。

バーチャルストアは顧客に商品の詳細な情報や価値の高い体験を提供することによって、購買意欲の向上に寄与します。顧客体験価値が高まると、売上にもつながりやすくなります。

VRについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

1-4.NFTアイテムの販売

4つ目の活用方法は、NFT(Non-Fungible Token)アイテムの販売です。

NFTとは
NFTとは「代替不可能なトークン」という意味で、偽造や改ざんが難しいブロックチェーン技術を基盤にして作られたデジタルデータのことです。ひとつのNFTは固有の価値をもち、所有権を主張できるため、売買によって利益を得ることができます。

メタバース内で楽しめるグッズやアートなどを販売するという、新しいビジネスモデルの構築も可能だということになります。

代表的な例はスポーツ用品メーカーであるNIKE(ナイキ)で、NFTスニーカーを多数販売しています。中には、実在のスニーカーを遥かにしのぐ価格で取引されるものもあるほどです。

このようにNFTアイテムの販売は、直接的な収益が得られるほか、ファンやコレクターの醸成にもつながる可能性を秘めています

1-5.ブランディング

5つ目の活用方法は、メタバース内でのブランディングです。
メタバースでは、現実世界と同様にブランディングが行われています。

ここでは世界中でヒットしているオンラインゲーム「フォートナイト」を例にあげて解説していきます。

フォートナイトはオンラインゲームの枠を超え、Z世代やα世代のプレイヤーを夢中にさせています。そのためフォートナイトの空間でブランディングを行うことによって、Z世代やα世代、海外のユーザーにアプローチすることが可能となります。

本田技研工業株式会社(Honda)は、2023年3月、ZETA DIVISIONが運営するGANYMEDE株式会社とのコラボレーションにより、フォートナイトにオリジナルのゲームマップを提供しました。

このマップは架空の未来都市「Honda City」を舞台にしており、プレイヤーは謎解きやアスレチックなどさまざまなステージをクリアしていくアクションゲームです。

マップ内には、Hondaの人気車種「CIVIC TYPE R」や「CRF250R」、未来の空のモビリティー「eVTOL」などが登場し、プレイヤーがゲームを攻略する上での重要な要素として活用されます。

この取り組みは、本田技研工業 (Honda)がメタバースを活用して新たな市場に進出し、自動車販売台数の減少に対処する一例として注目されています。

さらに、メタバースを通じてHondaのブランディングを強化し、ゲーマー層への認知度向上とエンゲージメントを図ることができる機会となりました。

1-6.バーチャルオフィス

6つ目の活用方法は、バーチャルオフィスです。

バーチャルオフィスを開設して社員がそこで勤務するようになれば、現実世界での通勤が不要になります。それが現実世界でのオフィスの維持費や社員の交通費などの削減につながるのです。

トランスコスモスが株式会社NEXTスタッフサービスにメタバースオフィスを提供した事例を紹介します。全国各地のオフィスで働く従業員との交流を促進し、従来のオンライン会議をメタバース内のアバターで利用するほか、採用活動などのイベントも実施できるメタバースオフィスです。

トランスコスモスが株式会社NEXTスタッフサービスに提供したメタバースオフィス

またWeb会議システムとは異なり、メタバースでは複数人が同時に会話できるため、リアルタイムな共同作業がしやすいというメリットもあります。

1-7.教育プログラムの実施

7つ目の活用方法は、教育プログラムの実施です。

オンライン配信やWeb会議システムを利用して研修・訓練を行う場合のコミュニケーションは、教える側からの一方通行になりがちです。一方メタバースでは、参加者が自由に動き回り、複数の人と同時に会話することができるため、コミュニケーションの柔軟性が高くなります

参加者の能動性が増し、ディスカッションなどのアクティブな内容もスムーズに実現できることから、教育プログラムの成果向上が期待できるのです。

さらにメタバースは、実際に教育プログラム内では行うことができない業務を再現し、疑似体験することにも役立ちます。

全日本空輸株式会社(ANA)は、整備士向けの安全体感教育においてVRを活用した訓練を行っています。受講者はVRシステム内で整備作業を行い、安全動作手順を間違えた場合には転倒や転落を体感するのです。

このようにメタバースにおける教育プログラムの実施は、参加型の研修や実践的な体験に役立ちます

2.企業がメタバースを活用するメリット5つ

企業がメタバースを活用する方法については理解できたかと思いますが、次に気になるのはメタバースの活用が自社にどのような価値をもたらすのかということではないでしょうか。

メタバースが自社にとって有益だということが明確でなければ、導入するか否かの判断をするのは難しいといえるでしょう。

そこでこの章では、企業がメタバースを活用するメリットをお伝えします。企業がメタバースを活用するメリットには、以下のようなものがあります。

企業がメタバースを活用するメリット

それぞれの内容について、解説していきます。

2-1.新たなビジネスやマーケティングの可能性が広がる

まず挙げられるメリットは、新たなビジネスやマーケティングの可能性が広がることです。

メタバースの活用によって以下のようなことが可能になり、これまでとは一線を画したビジネスを展開できるからです。

・世界中に向けて一斉にマーケティングを行う
・物理的な制約を気にせず販売や広告のスペースを設ける
・ユーザー同士のリアルタイムなコミュニケーションを促す
・仮想の商品やサービスを販売する

事例でご紹介したように、バーチャルステーション「Virtual AKIBA World(バーチャルアキバワールド)」のような場所に広告出稿すれば、現実世界の電車内に掲示するのとは比べものにならないほど多くの人の目に触れるでしょう。

また「NIKE(ナイキ)」のようなNFTアイテムの販売は、現実世界での商品とは一線を画すメタバースならではの新ビジネスだといえます。

このようにメタバースの活用は、新たな市場・販路の開拓や、これまでアプローチできなかった層の見込み客育成につながるのです。

2-2.コミュニケーションの効果・効率が上がる

コミュニケーションの効果・効率が上がるというメリットもあります。
メタバースは従来のWeb会議システムとは異なり、現実と近い形で周りのアバターとコミュニケーションがとれるため、ディスカッションや共通理解の形成が容易です。

また、どこにいてもリアルタイムにコミュニケーションできるため、場所の確保や移動といった手間を省くことが可能になります。「社内イベント」の事例でご紹介したように、日本国内に限定せず社員が一堂に会して現実に近い形でやりとりすることも容易です。

メタバースを活用すれば、ビジネスチームや顧客とのコミュニケーションがよりスムーズになることが期待できるのです。

2-3.優秀な人材を確保しやすくなる

メタバースの活用には雇用面でのメリットもあり、優秀な人材を確保しやすくなります。
この理由は「居場所を問わずアクセスしアバターとして自由に動き回れる」というメタバースの特徴にあります。

メタバース上の業務であれば、遠隔地に居住していたり時間的な制約があったりして現実世界での出社が難しい社員でも参加することができます。

また、年齢や障害などのハンディキャップをもつ人でも、メタバースではアバターとして不自由なく行動することができるため、社員として活躍することが可能になります。

働きやすい環境が提供できると雇用のチャンスが増え、離職の抑制もできるため、優秀な人材に長く働いてもらえることにつながります。

2-4.他社との差別化につながる

メタバースの活用は、自社ビジネスを他社と差別化することにもつながります。
メタバースは顧客に優れた体験価値を提供するものですが、本格的に導入している企業はまだ多くありません。

そこでメタバースをうまく活用できると、顧客に「先進的な企業で面白い」「このような体験をさせてくれる企業は他にない」と思ってもらえることによって、優位性が高まる可能性があります。

自動車の試乗や購入の契約までもメタバース内で行える「NISSAN」は、先進的な事例の代表だといえるでしょう。このようにメタバースの活用は、企業のブランディングにも貢献してくれるのです。

2-5.テレワーク推進やBCP対策につながる

テレワーク推進やBCP(事業継続計画)対策につながるというメリットもあります。
メタバースは仮想空間なので、そこを業務場所にすれば現実世界での社員の居場所は問いません。また、現実世界での災害や事故の影響を受けることもないのです。

そのため社員はどこでも働くことができ、現実世界のオフィスが機能しなくなるような事態が起きても変わらずに事業を継続することが可能になります。

テレワーク推進やBCP対策は、DXの一端を担うという点でも議論されやすい内容です。つまりメタバースの活用は、DX推進にも寄与するといえるでしょう

3.企業がメタバースを活用する上での注意点3つ

企業のメタバース活用にはさまざまなメリットがある一方で、注意点も存在します。安全で効果的な運用をするために、確認しておきましょう。
企業がメタバースを活用する上での注意点には、以下のようなものがあります。

企業がメタバースを活用する上での注意点

それぞれの内容について、解説していきます。

3-1.一定の手間とコストがかかる

まず把握しておきたいのは、メタバースを活用するためには一定の手間とコストがかかるということです。

自社でメタバースを構築するには機器と専門知識をもつ人材が必要になり、外部のプラットフォームを利用するには、契約作業とランニングコストが発生します。

またメタバース活用の成果を上げていくためには、導入して終わりではなく、機能や活用方法の評価と改善を繰り返さなければなりません。メタバースの導入を検討するにあたっては、このような手間とコストが継続的にかかってくるということを理解しておくのが大切です。

メタバースの提供サービスを複数比較検討して自社にとってコスパのいいものを選んだり、サポートが手厚い業者に依頼して社内のリソースを割かずに済むようにしたり、といった対策を講じましょう。

3-2.セキュリティ対策が必須になる

メタバースを活用する上では、セキュリティ対策が必須になります。なぜなら、以下のようなリスクがあるからです。

・アカウントの乗っ取りによる不正利用
・模倣アバターでのなりすましによる詐欺行為
・盗聴・盗撮などによるプライバシーの侵害
・仮想通貨のハッキング
・システムやデータの改ざん

このようなリスクが現実化すると、企業は金銭的なダメージを受けるだけではなく、ユーザーからの信頼も失うことになってしまいます。そのため、本人認証や身元確認の強化・利用規約の整備・不正の監視といった対策が必要になるのです。

3-3.法整備が追い付いていない

メタバースの活用にかかわる法整備が追い付いていないという点にも、注意が必要です。
2023年4月現在、内閣府がメタバース上の法的課題明確化に取り組んでいる段階であり、公的なガイドラインや法律の制定には至っていません。

つまりメタバース内での犯罪やトラブルについては、明確な対応基準が設けられていないということになるのです。そのため、メタバースを運営する企業がしっかりとルールを定め、有事の対応ができる体制を整えることが求められます。

4.メタバースの特徴を理解した上での活用がビジネスの成功につながる

ここまで企業がメタバースを活用する方法について解説してきましたが、ただ導入すればよいというわけではありません。ビジネスの成功につなげるためには、企業がメタバースの特徴を理解した上で活用策を見出せるかどうかがカギになります。

メタバースには以下のような構成要素があり、これらがすなわちメタバースのもつ特徴だといえます。

メタバースの要素

・マルチデバイスから恒常的にアクセスできる
・3次元の「空間」で構成された仮想環境である
・超多人数が同時接続し、仮想環境を共有することができる
・仮想空間内で操作可能な分身(アバター)が存在し、活動できる
・アバターを介し、環境やアバター間でリアルタイムの相互作用をもつ
・仮想環境内で自律的経済圏が存在する
・別の仮想環境との相互運用性がある

これらの特性を理解し、十分に活かすことができないのであれば、ビジネス発展のための施策がメタバースである必要はないでしょう。

例えば、限られたデバイスからしかアクセスできなかったり、アバター同士のコミュニケーションに制約があったりすれば、ユーザーの体験価値は向上せず、売上につながる可能性は低いと言わざるを得ません。

このような失敗を避けるためには、いくつかのポイントをおさえることが有効です。

メタバースのビジネス活用について詳しくはトランスコスモスにお問い合わせください

トランスコスモスの「TCI-DXサービスforメタバース」

メタバースを活用したいとお考えの企業様は、ぜひトランスコスモスにご相談ください

トランスコスモスでは「TCI-DXサービスforメタバース」をご提供しております。

「TCI-DXサービスforメタバース」は、メタバースに精通した社内および社外パートナーと連携し、専用のアプリをインストールすることなくスマートフォンやPCのブラウザから簡単にメタバース空間に入室することができる法人向け「Web型メタバース」導入に向けた構築支援を行うサービスです。

また、各種メタバースソリューション活用の企画・コンサルティングからプラットフォーム選定開発・集客・コミュニケーション支援・データ利活用まで、ワンストップでサポートいたします。

まとめ

この記事では、企業がメタバースを活用するためにはどうしたらよいのかということについて解説しました。以下に要点をまとめます。

企業がメタバースを活用する方法には、以下の7つがあります。

1)イベントの開催・出展
2)広告出稿
3)バーチャルストアの出店
4)NFTアイテムの販売
5)ブランディング
6)バーチャルオフィス
7)教育プログラムの実施

企業がメタバースを活用すると、以下のようなメリットが得られます。

・新たなビジネスやマーケティングの可能性が広がる
・コミュニケーションの効果・効率が上がる
・優秀な人材を確保しやすくなる
・他社との差別化につながる
・テレワーク推進やBCP対策につながる

一方、企業がメタバースを活用する上では以下のような点に注意が必要です。

・一定の手間とコストがかかる
・セキュリティ対策が必須になる
・法整備が追い付いていない

メタバースをうまく活用することは、顧客体験価値の向上とビジネスの発展につながります。まずは自社ビジネスでも活用できそうかどうかについて、前向きな検討を始めてみてはいかがでしょうか。