
2025年3月、株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、Agentforce Innovation Day Service(エージェントフォース・イノベーション・デー・サービス)を開催。
その中でトランスコスモス株式会社の岩浅は、自社でのAI活用への取り組みやAgentforceを使ったAIエージェントの検証について登壇し発表しました。
「Agentforce(エージェントフォース)」とは、Salesforceが提供する企業向けとして初となるデジタル労働力を生み出すプラットフォームで、組織におけるサービス・セールス・マーケティング・コマースなどの領域で、自律型AIエージェントを容易に構築・カスタマイズ・導入することが可能となります。
新しいカスタマーサービスの未来像を共有するイベント「Agentforce Innovation Day Service」とは
2025年3月12日、東京の大手町プレイスホール&カンファレンスをメイン会場に“Agentforceで拓く、新しいカスタマーサービスの未来“というコンセプトのもとSalesforceによって開催された「Agentforce Innovation Day Service」。
その会場には企業の経営者をはじめ、カスタマーサービス・コンタクトセンターやDX・IT部門の責任者・担当者などが来場・参加しました。
イベントでは、Salesforceや参加企業による講演やブレイクアウトセッション、ハンズオンワークショップ、AIコンサルテーション、ブース展示などが展開されました。
なお、講演にはSalesforceをはじめ、当社トランスコスモス株式会社のほか、製造業界や航空業界、不動産業界、自動車業界など、さまざまな業界で活躍する企業の責任者や担当者が登壇しました。
トランスコスモスの講演のテーマは「Agentforceはコンタクトセンターの労働力になり得るか?」
登壇中の岩浅。これまでコールオペレーターやセンター長として現場を経験
トランスコスモスのCX事業部門でコンタクトセンター事業に関わる本部長とDX推進部署の副本部長を兼任する岩浅は、「Agentforceはコンタクトセンターサービスの新たな労働力になり得るか?」というテーマで登壇し、自社でのAI活用と成果、そしてAgentforceをAIエージェントとして活用するための検証内容について発表しました。
トランスコスモス岩浅の講演では、会場の約100席が満席に。立ち見で発表に聞き入る来場者の姿も。
岩浅はトランスコスモスの事業内容や、大規模なCX(顧客体験)サービスであるコンタクトセンター事業とWebやSNSといた自社サービスの統合を図る「ヒト×AI(AI活用で人材を支援して各手段でのパフォーマンスを向上)」の取り組みを紹介。
また、近い未来のCXの飛躍的な向上を目的としたAI活用について、従来ボットとの比較動画で詳しく説明しました。
続けて、コンタクトセンターに関する知見が豊富な岩浅自身が、Agentforceを使って構築・育成したAIエージェントで、カスタマーサービスの業務プロセスを自動化する検証とその過程を発表。
動作の様子を動画で見せると同時に、現状の課題や今後のタスクなどについても具体的に語りました。
発表時点では検証段階の技術もありましたが、今後のコンタクトセンター業界への実装も現実味を帯びてきており、今後の動向においても注視が必要なテーマとして来場者の興味度も非常に高い講演となりました
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