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こども家庭庁主催「こども・子育てDX見本市」に出展し、住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」を紹介!

2024年12月20日(金)・21日(土)の2日間にわたり、こども家庭庁が主催する「こども・子育てDX見本市」が開催されました。東京国際フォーラムとオンラインで同時開催され、41社/団体が出展。イベント会場には自治体・企業の担当者らが数多く訪れました。

トランスコスモスもこのイベントに出展し、住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」をはじめ、3つのサービスを展示しました。そこで今回は「こども・子育てDX見本市」のイベントレポートと、「tra:lien(トラリアン)」開発者インタビューをお届けします。

1.こども・子育てDX見本市とは

「こども・子育てDX見本市」は、地方自治体等に対し子ども政策DXを推進するため、先進事例の紹介や事業者とのマッチングを行うとともに、子育て当事者においてもDXに触れるきっかけを創出する場として開催された、こども家庭庁初となる“見本市”です。

このイベントでは『もっと便利に!』をテーマに、保育・教育や母子保健など5つの分野に分かれて、最新のアプリやサービスが紹介されました。

今回トランスコスモスのブースでは、子育て総合支援サービスとして下記3つのサービスを出展いたしました。

・住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」
・LINEを活用したDXツール「KANAMETO(カナメト)」/transcosmos online communications
・保育活動の応援アプリ「ほいップ」

トランスコスモス出展ブースの様子

トランスコスモス出展ブースの様子

2.コンタクトセンターのノウハウを転用した、住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」

「tra:lien(トラリアン)」は元々、従業員の満足度向上、退職率の低減などを目的に、コンタクトセンターの1on1マネジメントツールとして開発が進められていました。

そのため、このシステムにはAIを活用した議事録作成、オンライン面談時の表情分析、会話における感情推移のグラフ化など、面談の質を向上させるための様々な機能が搭載されています。

こうした1on1のための機能を一部カスタマイズし、出産・子育てをサポートするためのシステムとして生まれ変わったのが、今回イベントでご紹介した住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」です。※2025年4月リリース予定

ブース内の「tra:lien(トラリアン)」展示コーナー

ブース内の「tra:lien(トラリアン)」展示コーナー

住民相談対応システム「tra:lien(トラリアン)」により、各自治体のサポート人材(保健師、助産師、自治体の担当者など)と妊娠・育児中の保護者とのコミュニケーションを取りやすくすることで、子育てサポートをより強化することができます。

tra:lienでの子育てサポートの活用イメージ

tra:lienの活用手法イメージ

tra:lienの主要機能の概要

「tra:lien(トラリアン)」が一般にお披露目されるのは、このイベントが初!当日は、「tra:lien(トラリアン)」の開発に携わった担当者自らがブースに立ち、来場された方々へシステムについての詳細をご説明しました。

3.開発担当者に聞く!「tra:lien(トラリアン)」に込めた想い

「tra:lien(トラリアン)」の開発を担当したトランスコスモス石山(左)と井上(右)

「tra:lien(トラリアン)」の開発を担当したトランスコスモス石山(左)と井上(右)

「tra:lien(トラリアン)」の開発に携わり、今回のイベントにも参加したシステム開発者2人に話を聞きました。

ー「tra:lien(トラリアン)」の開発で注力したポイントは?
tra:lien(トラリアン)はLINE通知によるリマインド、アンケート、デジタルギフト配布など、子育て支援に活用しやすい機能を新たに組み込んでいるのが特徴です。

また、自治体と保護者との連携だけでなく、地域内のパパやママ同士でつながれる仕組みなんかも盛り込んでいます。ご自身の情報を“公開する”ことで、同じ地域に住むパパやママ同士でコミュニケーションを取り合ったり、悩みを共有したり。

育児において「いかに孤独を生まないか」というのは、開発において強く意識した点ですね。

ーブースに足を運んでくださった方々の反応は?
ブースには自治体のご担当者様をはじめ、多くの方々に足を運んでいただきました。『なにかやらなきゃいけない。でもなにから始めればいいのかわからない』、そういった方が多かったように思います。

パネルやデモ画面を使って「tra:lien(トラリアン)」の説明を行いました

パネルやデモ画面を使って「tra:lien(トラリアン)」の説明を行いました

また、ブースを訪れた方から『子育て支援のための現金給付に対応できないか』といったお声もいただきました。こうしたお声を受けて、デジタルギフトだけでなく現金を給付できるサービスをシステムとして盛り込めないか、リリースに向けて検討している段階です。

出展前は、自治体でどう使われるのかを想像しながら開発していたのが、実際に現場の方とお話しすることで、より明確にイメージでき、想像していなかった課題もお伺いできました。イベントの参加は、非常に有益な機会になったと思います。

4.今後の展開について

イベントに参加したトランスコスモスのメンバー

イベントに参加したトランスコスモスのメンバー

「tra:lien(トラリアン)」はカスタマイズ次第で住民相談対応システムにも1on1マネジメントツールにもなるなど、幅広いシーンへの活用が期待できるサービスです。今後はロイヤルティーマーケティングやリモートサポートをはじめ、様々なバージョンへの展開が予定されています。

子育て支援はもちろん、ビデオコミュニケーションを活用した課題解決に、「tra:lien(トラリアン)」を幅広くお役立ていただければと思います。

「tra:lien(トラリアン)」にご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

トランスコスモスは3,000社を超えるお客様企業のオペレーションを支援してきた実績と、顧客コミュニケーションの
ノウハウを活かして、CX向上や売上拡大・コスト最適化を支援します。お気軽にお問い合わせください。
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