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ファーストパーティデータとは?収集方法や具体的な活用方法を解説

ファーストパーティデータ(First party data)とは、自社で収集、保有している情報のことです。

ファーストパーティデータとは

収集方法や出所が明確なデータなので信頼性が高く、精度の高いデータとして活用できるところが特徴です。また、自社で対象者や収集する項目をコントロールできるため、目的に合わせて活用しやすい側面もあります。

個人情報の保護が重要視される中で注目が集まっているファーストパーティデータですが、概要や具体的な収集方法を把握していないと有効活用できません。

そこでこの記事では、ファーストパーティデータの意味や他のパーティデータとの違い、収集方法などをまとめて解説していきます。

◎ファーストパーティデータとは
◎ファーストパーティデータと他のパーティデータとの違い
◎ファーストパーティデータが重要視される理由
◎ファーストパーティデータを活用する3つのメリット
◎ファーストパーティデータを活用するときのデメリット
◎ファーストパーティデータの取得方法
◎ファーストパーティデータの活用方法
◎ファーストパーティデータを活用するときの3つのポイント

この記事を最後まで読めばファーストパーティデータの活用方法や収集方法が把握でき、自社で有効に活用できるようになるはずです。今、注目されている消費者データを使いこなすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

1.ファーストパーティデータとは

冒頭でも述べたとおりファーストパーティデータ(First party data)とは、自社で収集、保有している情報のことです。オンライン、オフライン問わず、自社で独自に収集した下記のような情報が当てはまります。

【ファーストパーティデータの一例】

・Webサイトの訪問履歴
・電話番号、住所などの個人情報
・購買履歴
・自社で取得したアンケート結果
・SNSでの顧客とのやり取り

ファーストパーティデータは収集方法や情報源が明確なので、信憑性が高いところが特徴です。また、目的や課題に応じ自社でコントロールをしながら情報収集ができるため、マーケティングや顧客分析に活用しやすい側面もあります。

たとえば、見込み客を対象にアンケート項目を決めて情報収集をするなど、ファーストパーティデータを収集するための細かな設定ができるのはファーストパーティデータならではの特徴です。

2.ファーストパーティデータと他のパーティデータとの違い

消費者データにはファーストパーティデータの他にも、下記のようにゼロパーティデータやセカンドパーティデータ、サードパーティデータがあります。

消費者データの種類

定義

ゼロパーティデータ

顧客が意図的かつ積極的に企業やブランドと共有する情報

顧客に同意を得るアンケートやヒアリングの情報

ファーストパーティデータ

自社で収集、保有している情報

購入履歴や電話番号・住所などの個人情報・Web行動履歴

セカンドパーティデータ

他社が収集した情報(自社では収集が難しい情報)

Cookie情報・個人の金融資産や収入など自社での収集が難しい情報

サードパーティデータ

データ収集を専門とする第三者機関の情報

人口統計情報・企業情報など第三者が収集して提供している情報

ゼロパーティデータとは、顧客が意図的かつ積極的に企業やブランドと共有する情報のことです。顧客に同意を得て、ヒアリングやアンケートで情報収集をします。

ファーストパーティデータとの大きな違いは、顧客が意図的かつ積極的に情報を提供する点です。ファーストパーティデータでは顧客の積極性は問われませんが、ゼロパーティデータでは顧客に同意を得て顧客自身が積極的に回答を行います。

セカンドパーティデータは、他社が収集した情報を指します。他社に依頼して収集した情報など、自社での情報収集が難しい場合に活用します。他社提供の情報であることが、ファーストパーティデータとの違いです。

そして、サードパーティデータは、より専門性の高い第三者機関の情報のことです。人口統計情報や企業情報など、第三者機関が収集して提供している情報を指します。

このように、消費者データによって、情報収集の方法や情報の質が大きく異なります。ファーストパーティデータとともに注目されているゼロパーティデータについてより詳しく把握したい場合は、下記の記事も参考にしてみてください。

3.ファーストパーティデータが重要視される理由

昨今、ファーストパーティデータの重要性が見直されています。その背景には、各国で消費者のプライバシー保護を重視する動きがあるからです。

①Cookieの廃止や制限

GoogleはWebブラウザ「Chrome」経由でのCookieのサポートを、2023年半ばから段階的に廃止する予定であることを発表しました。Cookieとは、Webブラウザやスマートフォン内に訪問者の情報を一時的に保存する仕組みです。

Cookieを分析することで訪問者の閲覧履歴や購買情報、訪問者の識別などができますが、プライバシー保護の観点から問題視されています。

Cookieが廃止されると、Cookie経由でのセカンドパーティデータやサードパーティデータの取得が困難となります。

②改正個人情報保護法の影響

2022年4月1日から、改正個人情報保護法が施行されました。個人情報保護法の改正により、Cookieは個人関連情報と定義されています。個人関連情報を個人データとして取得する際は本人の同意等が必要となり、Cookieの取得や取り扱い方法が大きく変わったのです。

個人関連情報とは、「生存する個人に関する情報であって、個人情報、仮名加工情報及び 匿名加工情報のいずれにも該当しないもの」をいう。

個人関連情報に該当する例 :
氏名と結びついていないインターネットの閲覧履歴、位置情報、Cookie情報等

個人関連情報取扱事業者が、提供先が個人関連情報を個人データとして取得することが 想定されるときは、あらかじめ当該個人関連情報に係る本人の同意等が得られていることを 確認しないで、当該個人関連情報を提供してはならないこととするもの。

出典:個人情報保護委員会「改正法に関連するガイドライン等の整備に向けた論点について

Cookieの取得自体ができない訳ではありませんが、本人からの同意を得て取得しなければならないため取得のハードルが高くなっています。

このように、セカンドパーティデータやサードパーティデータを取り巻く環境の変化により、自社データの価値や活用方法が見直されています。

4.ファーストパーティデータを活用する3つのメリット

ファーストパーティデータを活用するメリットとしては

・コンプライアンスリスクが低い
・費用対効果が高い
・データの信頼性が高い

という3つが挙げられます。ファーストパーティデータを活用する際に知っておきたいメリットばかりなので、事前にチェックしておきましょう。

4-1.コンプライアンスリスクが低い

1つ目は、コンプライアンスリスクが低いところです。企業のデータ活用が活発化する中で総務省では「企業のプライバシーガバナンスガイドブック」を用意し、データ利活用のルール策定や遵守を促しています。

ファーストパーティデータは自社で取得しているデータなので、データの収集方法や対象者、出所が明確です。そのため自社内でガバナンスを策定しやすく、データの保護やプライバシー対策を的確に実施できます。

セカンドパーティデータやサードパーティデータはデータ自体把握できても、収集過程を細かく把握できません。ファーストパーティデータは自社のルールに沿って運営できるため、コンプライアンスリスクが軽減できます。

4-2.費用対効果が高い

2つ目は、費用対効果が高いところです。「6.ファーストパーティーデータの取得方法」で詳しく解説しますが、ファーストパーティデータは多額の資金を投資してデータを収集するものではありません。

消費者へのアンケートやチャットでの質問など、簡単な方法で情報収集ができます。また、ファーストパーティデータの収集方法や対象者を自社で設定できるため、的を射たデータの獲得が可能です。

たとえば、リピーター獲得を課題として既存顧客などターゲットを絞りアンケートを取得すれば、利活用しやすいデータを収集できます。このように、コストを抑えながら最大限活用できるデータを収集できるところも、ファーストパーティデータならではの魅力です。

4-3.データの信頼性が高い

3つ目は、データの信頼性が高いところです。ファーストパーティデータは

①自社で収集、保有しているデータであること
②消費者から直接回答を得られる方法が多いこと

という2つの理由から、データの質が高いと考えられています。そもそもファーストパーティデータは自社で収集、保有しているデータなので、改ざんや出所不明などが起こりにくいです。

それに加えて、コンタクトセンター(電話やメールに加え、SNS、チャットなど幅広いコミュニケーションチャネルを利用して、顧客と企業を結ぶ部署を指す。以前は電話コミュニケーションのみだったので、コールセンターと呼ばれており、現在でもコールセンターで表現されている所も多い。)やアンケート、SNSなどを活用すると消費者の情報を直接収集できます。加工されていない消費者本人から得たデータを使えるため、データそのものの信頼性も高くなります。

データの信頼性が低いと分析やマーケティングの精度にも影響を及ぼしますが、ファーストパーティデータなら信頼性の高いデータを活用できます。

5.ファーストパーティデータを活用するときのデメリット

ファーストパーティデータのメリットが把握できたところで、気になるのはデメリットです。ファーストパーティデータを活用するときのデメリットとしては

・多くのデータを取得するには時間を要する
・収集自体は容易でも活用することが難しい

という2つが挙げられます。ファーストパーティデータを活用するときに知っておきたい注意点となるので、ぜひチェックしてみましょう。

5-1.多くのデータを取得するには時間を要する

ファーストパーティデータは、自社で収集するので一定量のデータを得るために時間を要します。

たとえば、自社のWebサイトの訪問者データを活用するには、一定の訪問者がいなければデータが蓄積されません。また、既存顧客にアンケートを実施するとしても、セミナーやイベントなど大勢が集まる状況を活用しない限りは数日で大量のデータを取得することは難しいです。

そのため、データ取得には一定期間を要することを前提として、データの活用方法を決めておくことが欠かせません。

5-2.収集自体は容易でも活用することが難しい

ファーストパーティデータに限ったことではないのですが、消費者データは収集が容易にできても分析や活用をするにはノウハウが必要です。

次の章で詳しく解説しますが、ファーストパーティデータの取得方法にはさまざまな方法があります。アンケートや顧客情報など収集結果が分かりやすいものは活用もしやすいですが、システムを導入して情報収集をする場合はデータの扱い方やシステムの仕組みを習得しなければなりません。

せっかくファーストパーティデータを収集できても活用できなければ意味がないので、収集方法と活用方法を視野に入れて計画的に進めることが重要です。

6.ファーストパーティデータの取得方法

ファーストパーティデータを取得する主な方法としては、次の3つがあります。

ファーストパーティデータを取得する主な方法

WEBトラッキング

WEBサイトに訪問したユーザーがどの商品をいつクリックしたかなど、行動データを追跡取得する方法

顧客コミュニケーションデータの使用

メールやソーシャルメディア、問い合わせなどの情報をもとに必要なデータを取得する方法

オフラインでの取得

アンケートや顧客台帳等を使いオンラインで情報を取得する方法

自社に合うファーストパーティデータの取得方法を把握するためにも、どのような取得方法があるのか参考にしてみてください。

6-1.WEBトラッキング

トラッキングとは、Webサイトを訪問した消費者の行動を分析する手法です。トラッキングをすると

・訪問者のWebページ上での行動、滞在時間などが把握できる
・自社のWeb広告の効果測定ができる

などのメリットがあります。

たとえば、自社のWebサイトでトラッキングデータを取得すると、消費者がどのような導線で問い合わせや商品購入をするのか情報を収集できます。その結果をもとに、Webサイトの改善や戦略的な広告方法を考えることが可能です。

6-2.顧客コミュニケーションデータの活用

日々の業務で行う顧客コミュニケーションでは、ファーストパーティデータが取得できます。顧客コミュニケーションは多岐に渡りますが、一例として下記のようなデータ収集が可能です。

顧客管理データの一例

メール

企業側から発信するメールの開封率やクリック数を収集

ソーシャルメディア

企業側から発信する情報へのアクションやコメントを収集

電話

企業側からの架電に対するリアクションや購入率などを収集

チャット

顧客からの問い合わせ内容や解決率などを収集

問い合わせ対応

顧客からの問い合わせ内容や属性を収集

たとえば、既存顧客にメールマガジンを配信している場合は、顧客の開封率やクリック数などのファーストパーティデータを収集することで、今後のメールマガジンの内容やマーケティングに活用できます。

また、顧客からの問い合わせがあった際は属性や問い合わせ内容を収集すると、今後の業務改善につなげることができるでしょう。

顧客管理からのファーストパーティデータの取得は、既存顧客や見込み客など既に一定の関係性がある相手をターゲットとしています。そのため、リピーターの獲得や顧客満足度向上などを目的としたマーケティングに活用できます。

6-3.オフラインでの取得

ファーストパーティデータは、オフラインでも取得が可能です。たとえば、下記のような取得方法があります。

オフラインでのファーストパーティデータの取得方法

アンケートの記入

店頭やセミナーなどでアンケートを配り記入してもらう

顧客台帳の記入

商品購入時やサービス提供時に氏名や住所、電話番号などの個人情報を記入してもらう

たとえば、セミナー終了後にアンケートを配り記入をしてもらうと、その場でファーストパーティデータを取得できます。

また、既存顧客の情報を取得するために顧客台帳を用意し、住所や氏名などの個人情報を記入してもらうこともファーストパーティデータの取得に当てはまります。

オフラインでは取得したい情報に合わせて、質問項目の設置ができます。たとえば、顧客の満足度を測定したい場合は「商品やサービスへの満足度を教えてください。」などの項目を用意します。このように、オフラインでは。目的に応じたファーストパーティデータを取得できるところが特徴です。

7.ファーストパーティデータの活用方法

ファーストパーティデータの取得方法が把握できたところで、具体的な活用方法が気になる方もいるかと思います。

ここからは、ファーストパーティデータの活用方法の一例をご紹介します。ファーストパーティデータを取得しても活用できなければ意味がないので、活用方法を確認しておきましょう。

7-1.見込み客をセグメントしペルソナの設定に活用

ファーストパーティデータは、見込み客のセグメントに活用できます。

たとえば、蓄積されたWebサイトの行動履歴や問い合わせ履歴を参照し、既存顧客のデータだけを取り除くと見込み客のデータのみが残ります。このデータを分析し、見込み客の願望や行動を可視化します。

細かな情報を取得できている場合は、見込み客に対して個別にアプローチをすることも可能です。見込み客の共通点や行動を可視化できた場合は、このデータを参考に見込み客に特化したマーケティングを考えることもできるでしょう。

また、見込み客のセグメントは、ペルソナの設定に活用できます。ペルソナとは、自社の商品やサービスを利用する典型的な人物像のことです。ペルソナはカスタマージャーニーマップを始めマーケティング戦略を立てるときに活用します。

ペルソナがずれているとマーケティング戦略自体が的外れなものとなってしまうので、適切なペルソナの設定が非常に重要です。

ファーストパーティデータを活用すると、見込み客や既存顧客の属性や行動、趣向が詳しく把握できます。たとえば、自社で収集したアンケート結果を分析すれば、年齢層や趣味、購入動機などの傾向が浮かび上がってきます。

これを基にペルソナを設定すると、実際に自社の商品やサービスを検討、利用している顧客に沿ったペルソナが完成します。

7-2.顧客の要望や傾向を分析に活用

ファーストパーティデータは、既存顧客の要望や傾向を把握するときにも活用できます。

たとえば、既存顧客の購買データを分析すると、リピートの頻度や1回当たりの購入金額が分かります。このデータを基に、リピーター獲得のキャンペーンを実施することができるでしょう。

他にも、既存顧客への自社アンケートや既存顧客からの問い合わせを分析すれば、現状の不満や改善点が見えてきます。「使い方が分かりにくい」という声が多いと認識できれば、使い方の動画やFAQを設置し利便性を向上させる取り組みもできます。

このように、ファーストパーティデータはリピーター獲得や顧客満足度の向上を目的とした、既存顧客へのフォローに使えます。

トランスコスモスでは顧客視点に沿ったチャネル横断型のマーケティングコミュニケーションを実現するために、ファーストパーティデータをはじめとする社内外に散在しているビッグデータを統合的に収集・蓄積・分析・活用できる仕組みの構築・運用を支援しています。

8.ファーストパーティデータを活用するときの3つのポイント

最後に、ファーストパーティデータを活用するときのポイントとして

・ファーストパーティデータを収集する目的を明確にする
・情報と引き換えにメリットを用意する
・改善と検証を継続する

という3つをご紹介します。実際に、ファーストパーティデータを活用する際にお役立てください。

8-1.ファーストパーティデータを収集する目的を明確にする

ここまでご紹介してきたように、ファーストパーティデータにはアンケートデータやWebサイトから取得するデータなどさまざまな種類があります。だからこそ、何となく取得しているだけでは活用できず、情報が蓄積されていくだけとなってしまいます。

ファーストパーティデータを有効活用するためには、目的を明確にしてから情報収集を行うことが大切です。自社のWebサイトを最適化する目的なら、Webサイトでの消費者の行動や訪問履歴を収集し分析する必要があるでしょう。

既存顧客のロイヤリティを向上させたい場合はWebサイトを分析するより、アンケートを実施しリアルな声を集めるほうが効率的です。

ファーストパーティデータの目的が定まっていれば収集するべき情報が分かるので、まずはどのような目的でファーストパーティデータを収集するのかを決めておきましょう。

8-2.情報と引き換えにメリットを用意する

オフラインやWeb、チャットなどでアンケートを実施するときには、一方的な情報提供を依頼するのではなくクーポン配布やノペルティのプレゼントなど何らかのメリットを用意してみましょう。

一方的に情報提供を依頼すると、とりあえずアンケートを書けばいいかなと考える消費者は少なからず現れます。そうなると、情報の精度や透明性が低下し、ファーストパーティデータの質が落ちてしまうのです。

チーターデジタルが実施した「デジタル消費者調査レポート2021」によると、商品の先行販売や割引など特典を受けるために情報を提供してもいいと考える消費者は約80%にのぼっています。

出典:チーターデジタル社デジタル消費調査レポート2021

・アンケートの回答者から抽選でギフトを用意する
・アンケート回答者全員にクーポンやノベルティを配布する

など、消費者側にもメリットを用意して前向きに回答できる環境を整え、データの取得を行うといいでしょう。

8-3.改善と検証を継続する

ファーストパーティデータは、収集できたら終わりではありません。目的に応じて活用した後には検証をして、改善をすることが大切です。

たとえば、顧客満足度の向上を目的としてアンケートを活用し、ファーストパーティデータを収集したとしましょう。収集したファーストパーティデータを分析して、既存顧客にDMを送付する施策を実施しました。

ここで終わりではなく施策の結果を検証し、次のファーストパーティデータの収集方法を模索します。ファーストパーティデータは、消費者の行動や心理とともに移り変わっていくものです。常にデータ収集方法の改善と検証を繰り返して、自社で有効活用できるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?ファーストパーティデータではどのような消費者データなのか把握でき、マーケティングに活用できるようになったかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

〇ファーストパーティデータとは自社で収集、保有している情報のこと

〇ファーストパーティデータ以外の消費者データは下記のとおり

1)ゼロパーティデータ:顧客が意図的かつ積極的に企業やブランドと共有する情報
2)セカンドパーティデータ:他社が収集した情報(自社では収集が難しい情報)
3)サードパーティーデータ:データ収集を専門とする第三者機関の情報

〇ファーストパーティデータが重要視されている理由は次の2つ

1)Cookieの廃止や制限が進んでおり、Cookie経由でのセカンドパーティデータやサードパーティデータの取得が困難となってきている
2)改正個人情報保護法でCookieは個人関連情報と定義され、扱い方に変化が起きている

〇ファーストパーティデータを活用するメリットは次の3つ

1)自社でデータの取得や管理をするためコンプライアンスリスクが低い
2)投資をしないと取得できないデータはないので費用対効果が高い
3)自社で取得、保有をしているためデータの信頼性が高い

〇ファーストパーティデータのデメリットは次の2つ

1)Webサイトやアンケートなどを用いてデータを収集するので多くのデータを取得するには時間を要する
2)収集自体は容易でも活用することが難しい

〇ファーストパーティデータの主な取得方法は次の3つ

1)WEBトラッキング:WEBサイトに訪問したユーザーがどの商品をいつクリックしたかなど、行動データを追跡取得する方法
2)顧客コミュニケーションデータの使用:メールやソーシャルメディア、問い合わせなどの情報をもとに必要なデータを取得をする方法
3)オフラインでの取得:アンケートや顧客台帳等を使いオフラインで情報を取得する方法

〇ファーストパーティデータの主な活用方法は次の2つ

1)見込み客をセグメントして的確なアプローチをする、自社のペルソナの設定に活用する
2)既存顧客の要望や傾向を分析する

〇ファーストパーティデータを活用するときのポイントは次の3つ

1)ファーストパーティデータを収集する目的を明確にする
2)情報と引き換えにメリットを用意する
3)改善と検証を継続する

この記事を参考にファーストパーティデータとはどのようなデータなのか把握でき、自社のマーケティングに活用できるようになることを願っています。

トランスコスモスのコンタクトセンター/コールセンターサービスでお取引いただいたお客様は、業界問わず1,700社を超え、様々なノウハウを保有しています。コンタクトセンター/コールセンターの運営に関して、お悩みの方は一度お問合せください。
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