
2025年8月23日(土)・24日(日)の2日間にわたり、小中学生を対象とした「おおいたサイエンスパーク2025」が開催されました。
大分大学をはじめとする地元の学校・企業が集まり、「科学と遊ぼう!」をコンセプトに楽しい実験や体験、学びを深める展示など、子どもたちのワクワクを刺激する企画が多数、用意されました。

会場となった大分市荷揚複合公共施設
トランスコスモス CXスクエアおおいたも、このイベントに出展。「未来を担う子どもたちに、テクノロジーの魅力や可能性を身近に感じてもらうきっかけとなれば」との想いから、誰でも簡単に取り組みやすい「ChatGPTを使ったシールづくり・ゲーム制作」の2つの体験型企画を実施しました。
1.ChatGPTで大変身!じぶんシールづくり
「ChatGPTで大変身!じぶんシールを作ろう」は、自分の好きなものや特徴を言葉で表現してもらい、それをもとにオリジナルのシールを生成する体験型の企画です。
あまりITになじみのない小学校低学年の子どもたちでも気軽に楽しめるよう、アニメ風のデザインやゲーム要素を盛り込みました。「要事前申込」のイベントでしたが、予約段階からかなりの人気!うれしいことに予約は瞬時に埋まり、キャンセル待ちのお問い合わせをいただくほどでした。

自分の写真が可愛く・かっこよく変身する様子に、子どもたちも興味津々。サンプルや例文を参考にしながら、『どんなシールにしようかな』『好きなキャラクター風にしたい!』など、子どもたちそれぞれが創造力をふくらませていました。


<指示文の一例> |
思い通りのシールに仕上がらなかったときには、失敗画像を見てご家族みなさんで大笑い!『次はどうすればイメージ通りの画像になるんだろう?』と考え、プロンプト(指示文)を試行錯誤するなど、失敗すらも楽しんでいただけました。
ときには、お父さんの方が夢中になり、巧みなプロンプト(指示文)で驚きの画像を生み出すシーンも(笑)。数々の“大作シール”に、スタッフも興奮しきりでした!
画像生成を待つ時間は、スタッフも緊張の瞬間。うまくいくよう祈りながらも、仕上がりを待つワクワク感は、スタッフにとっても楽しい体験となりました。

イベント実施前に、スタッフ自身もシールづくりにお試しチャレンジ
「じぶんシールづくり」には2日間で42組ものご家族にご参加いただき、ブース内は常に大盛り上がり。参加された方からは『夏休みの一番の思い出になった』『とっても素敵なシールができたから宝物にする』と、うれしいお言葉をたくさんいただきました。
2.中学生はChatGPTを使ってゲーム制作に挑戦!
中学生向けには、シールづくりよりもやや難易度が高い「ChatGPTを使ったゲーム制作」の企画を用意しました。初心者でも無理なく取り組んでもらえるよう、シンプルな手順にアレンジ。企画への参加がプログラミングや論理的思考のきっかけとなるよう工夫しました。


ゲーム制作用のAIに、プロンプト(指示文)を入力してもらいました
中学生向けの企画でしたが、ゲームに興味がある小学生も参加し、計15組がゲーム制作にチャレンジ!「じぶんシールづくり」同様、親子で楽しまれている様子が印象的でした。
2つの企画を通して子供たちの夏休みの思い出づくりに貢献できたことを実感し、スタッフ一同、非常に達成感を得られたイベントとなりました。
3.イベント出展を振り返って
トランスコスモスのブースはもちろん、会場全体が盛り上がり、イベントは大成功!ただ、盛況だった反面、シールづくりを体験できなかった方がいらっしゃったという心残りも……。次回はブース拡大も視野に、より多くの方にご参加いただけるようブラッシュアップしてまいります!
トランスコスモス CXスクエアおおいたは、ITを通じて人と技術をつなぐことを大切にしており、未来を担う子どもたちにテクノロジーの楽しさや可能性を伝えることを、非常に意義のある取り組みだと感じています。
今回のイベントを通じて、子どもたちが自分のアイデアを形にする喜びや、ITに触れるワクワク感を体験してくれたことは、私たちにとっても大きな励みとなりました。

出展ブースを担当したトランスコスモス CXスクエアおおいたのスタッフ
今後は「シールづくり」のような初心者向け企画に加え、「AIと一緒に物語を作るワークショップ」や「デジタルアート制作」など、創造力とITスキルを同時に育めるような発展的な企画も検討しています。
子どもたちが『楽しい!』と感じながら、自然とITに親しみ、将来の可能性を広げていけるような場づくりを、地域のみなさんと一緒に続けていきたいと思っています。
